パートナーシップ

みどりの協会は、緑地保全・緑化推進法人(旧・緑地管理機構)として市民・企業・行政のパートナーシップを育んで、「みどりの協働事業(森づくりや花づくりの市民参画協働事業等)」を推進しています。

✻なごやの森づくりパートナーシップ連絡会

21世紀を迎えた現在、かつて名古屋市内にあった樹林地や竹林、田畑、ため池などは、市街化の進展によって急速に失われ、緑が残る場所も手入れがなされず荒廃が進んでいます。 これらの身近な自然環境の減少は、貴重な動植物の消滅だけでなく、ヒートアイランド現象の顕在化や人と自然との関わりの喪失といった大きな変化をもたらしています。 こうした中、平成15年3月、名古屋市内の公園・緑地において自然環境の保全や再生にとり組む市民活動 団体と名古屋市が協力して、「なごやの森づくりパートナーシップ連絡会」を設立しました。 この会は、それぞれの市民活動団体の自主性と行政の公益性を互いに尊重しながら、「身近な自然を守り 育てる」という共通の認識に立って、協働でみどりのまちづくり活動を進めていくものです。 令和5年4月現在、森の育成や自然観察会、花のまちづくりなどの活動に取り組む27の団体が加盟しています。連絡会では、定例会やフィールド訪問(研修会)、関係行政機関とのパートナーシップ事業などをとおして、団体相互の情報交流を行い、課題の共有化や活動の活性化、仲間づくりを進めています。 名古屋市緑化センター(昭和区 鶴舞公園内)1階には、各団体の活動を紹介する情報展示コーナーが開設されています。お気軽にお立ち寄りください。

✻なごやの森づくりパートナーシップ連絡会の活動について

【定例会】
◯偶数月 第2金曜日10:00 ~ 12:00 各団体が抱える課題の共有化と解決のための話し合いを行っています。 各団体相互の情報交流とともに、連絡会の運営に関するすべての事がらを協議します。

【フィールド訪問】
◯随時開催 各団体の活動日に訪問し、研修会を兼ねた協働作業をとおして、課題の共有化を図っていきます。 自然観察を始め、樹林地における植生管理や竹の伐採、ため池や湿地の保全再生、ゴミ拾い等の活動を行います。

【スキルアップ研修】
◯年1回程度 なごやの森づくりの一層の発展を目的として、連絡会加盟団体のスキルアップをはかるための研修会を開催していきます。

【パートナーシップ事業】
各活動団体と関係行政機関の連携・協働によって「森づくりパートナーシップ事業」を進めていきます。 多様な事業を通して、広く市民に呼びかけ、森の仲間づくりを進めていきます。

✻なごやの森づくりパートナーシップ連絡会の設立趣意

【目的】
名古屋の自然を守り、育て、ふれあい、学び、後世に継承することをめざす団体相互の連絡を円滑にし、互いに協力し合うことにより、各団体の活動の活性化を図ることを目的とします。

【構成】
会の目的に賛同し、名古屋の森づくりやこれに関連した活動を行う団体及び関係行政機関によって構成します。

【活動方針】
・団体間の健全な議論の場を保障します
・構成メンバーの合意形成に努めます
・オープンな運営に努めます
・知識・経験・技術の共有化を図ります

【活動内容】
・森づくりに関する方針、ルールづくり
・情報収集
・情報交換
・情報発信
・活動団体、関係行政機関相互の交流
・意見交換
・活動に関する諸問題の共有と解決のための協働

✻加盟団体 (50音順)

※活動団体のうち、緑色で示した団体名をクリックして頂くと、団体の活動内容が表示されます。