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ハスとスイレン

Category: 草花編

ハスもスイレンも水底の土や泥の中に根を張り、水の上に葉を出し、花が咲きます。

水面よりも高く茎を伸ばして葉や花を咲かすのがハス、水面で浮くように葉や花を咲かすのがスイレンです。他にも、スイレンの葉には切込みがありますが、ハスの葉にはありません。

ハスの花は早朝に開いて昼に閉じるのを繰り返し、4日目に花びらが散ってしまいます。その花びらの散った後の花托(かたく)が昆虫のハチの巣に似ていることから、「ハチス」と呼ばれているそうです。また、食べるとおいしいレンコンはハスの地下茎のことですが、食べられるのは食用のハスであり、観賞用の花ハスは小さくて食べることはできません。

スイレンも花が開いて閉じるのを3日間繰り返し、その姿が眠っているように見えることから「睡(ねむる)蓮(はす)」つまり「睡蓮」と呼ばれたそうです。咲き終わったスイレンは、花びらを散らすことなく水中に没していきます。モネの睡蓮が有名ですね。また、スイレンには、温帯性スイレンと熱帯性スイレンがあり、原産地、花の色、咲き方、耐寒性などに違いがあります。日本の原種は温帯性スイレンの仲間に入ります。熱帯性スイレンは水面より高いところに花が咲き、花の色が鮮やかなものが多いです。

   
ハス                       ハスの花托

   
温帯性スイレン(徳川園)             熱帯性スイレン(久屋大通庭園)

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